子供の便秘には何もしないことが一番だった話

私には現在3歳の長男がいます。長男は新生児から2歳くらいまでは快便そのものだったのですが、3歳になったころから便秘がちになり、ひどいときには1週間くらい出なくなりました。小児科への通院を繰り返したり、色々とやってみたのですが、「何もしない」ということが息子には一番良い方法だったのでご紹介させていただきます。

原因は我慢するクセ

長男が生まれてすぐのころは、快便そのものでした。1日3,4回排便があるのは当たり前でオムツが次から次へとなくなりました。しかし、3歳くらいになってから排便を我慢してしまうクセがつき便秘がちになってしまいました。それには理由があります。

ある日最終の排便から4日くらい出ない日があり、トイレに座って排便をする息子。しかし4日間出なかった便はお腹の中で固くなってしまい、出にくくなってしまいました。何とかその日は頑張って便が出たのですが、便を出すときにおしりの穴がかなり痛かったようです。その経験から息子は「排便=痛いもの」という考えになってしまい便意を感じても我慢してしまう悪循環が起こりました。

便秘への対策

そこで私は実家の母やママ友に聞いて排便について調べ、色々な対策をしました。

食事療法

まず最初に試したのは食事療法です。私も便秘になったときは食事を工夫して便意を促します。一般的に食事療法で言われているのは、「規則正しく3食を食べる」「水分をしっかりととる」「適量の油を加える」という方法です。しかしこれらの方法はすでに食生活の中でしっかりと実践できていました。他には「食物繊維を多く取る」というのもありましたが息子は野菜が嫌いで、食物繊維の多い「豆」「ごぼう」「ひじき」などはほとんど食べてくれません。工夫してハンバーグなどに練りこんでも、基本的に小食なので少し食べてお腹がいっぱいになります。ヨーグルトも食べさせましたが、3歳の子供が食べられる量は小さなカップ1個分くらいで、ほとんど効果は得られませんでした。

小児科への通院

そこでかかりつけの小児科へ診察に行き便秘のことについて相談すると、「ミヤBM」という顆粒状のお薬を処方していただきました。朝食と夕食の後にジュースなどに溶かして飲むもので、「便を柔らかくして排便を促す」という説明でした。それから毎日食事のあとに薬を飲ませましたが、結局本人が便意を感じても我慢してしまうというクセが治らずほとんど効果はありませんでした。

最終的には浣腸をする

1週間も出ないと本当に危険な状態になると先生に言われ、最終的には浣腸で排便させなければなりません。小児科で処方してもらった子供用の浣腸を使いました。子供用の浣腸はドラックストアでも売られていますので、息子のように1週間くらい出ない方は購入されることをオススメします。

過度なプレッシャーを与えてしまう

排便のない息子を見ていて、私はどんどん心配になっていきました。そこで私が取った行動が、「便意がなくても毎朝便座に座らせて、頑張って出しなさいと声をかけ続ける」ということです。息子の手を握って「頑張って出しなさい」「もうちょっとで出るから」と声を掛けます。しかし息子は出すことに集中する様子もなく「出ない」と一言。

出ないことに心配と焦りが増してさらに「ちゃんと頑張ってる?」「何を頑張るのか言ってみなさい」と言いましたが「わからない」と泣き出してしまいました。後から分かったことですが、これは一番やってはいけない行動でした。

こどもの排便にプレッシャーを与えてはいけない

そこで私はインターネットで子供の便秘についていろいろと調べました。そこで行き着いたのが順天堂大学の教授をされている小林弘幸医師の「おかあさんと一緒になおす こどもの便秘 」という本でした。

小林医師は日本テレビの「世界一受けたい授業」などにもご出演され、小児便秘外来などでとても有名な方です。

この本の中では様々な便秘対策が書かれており、一部をご紹介しますと、便秘時に行う「体操」や「マッサージ」であったり、「親子のコミュニケーションの取り方」などが詳細に書かれています。

「直腸肛門型」と「ストレス型」

さらに本の中には便秘の原因として「直腸肛門型」と「ストレス型」に分けられると書かれています。「直腸肛門型」の便秘は、内臓が未発達の子供は便を押し出す力が弱く便が出ないというものです。ほとんどの子供がこれに当てはまるそうです。息子もおそらくこちらにも当てはまっていると思います。

しかしその中でも私が一番当てはまっているなと感じたのが後者の「ストレス型」です。本の中では「ウンチが出ないことに劣等感を持たせてはいけない」「ウンチが出ることを過度に褒めてはいけない」と書かれていました。私は便秘で苦しんでいる息子に何とか排便させたくて過度なプレッシャーを与えてしまっていたのです。さらにウンチが出た日には、嬉しさから満面の笑みで盛大に拍手をして、ご褒美としてケーキを買ってあげたりしました。まさにストレスを与えてしまっていたのです。

何も言わないとすぐに結果が出た

過ちに気づいてからは何も言わないように心がけました。心配性の私にとってはかなり苦痛でしたが、息子のためを思って我慢して何も言いません。するとあれほどまで便秘に苦しんでいた息子が、2,3日もすればす「ウンチ、ウンチ」と言ってトイレに駆け込み、スルッと排便できるようになったのです。そして排便が終わった後も「出てよかったね」くらいの一言にとどめ、喜びの表現もできるだけ抑えました。もちろんケーキも買いません。

私としては本当は毎日排便して欲しいと思っていますが、2,3日で出るようになっただけで本当に嬉しいです。この先成長すれば、毎日排便ができるようになることを願っています。

おわりに

息子のように子供の便意に困られている方は大勢おられると思います。私の場合は「過度なプレッシャーを与えない」という方法で便秘を乗り越えました。それでもやはり出ないという方は、便秘外来への通院をオススメいたします。このブログを読まれた方のお子様が便秘が解消できれば幸いです。最後までお読みくださりありがとうございました。

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