上京する前に覚えておいて欲しい、東京で通じない関西弁

私は生まれてから大学を卒業するまで京都に住んでいたので、バリバリの関西弁を喋ります。

でも就職を機に東京に移住したときに、関西では当たり前のように通じた関西弁が東京では全く通じなくて苦労しました。なので同じように関西から東京に上京される方のために、東京では通じない関西弁を紹介します。

東京では通じない関西弁

それではさっそく東京では全く通じなかった関西弁をご紹介します。どれも関西では当たり前に通じていた言葉なので、カルチャーショックはありましたが、今日はそれをここでご紹介して、関西人の方が東京でスムーズに暮らしに馴染めるようになってもらいたいと思います。

押しピン

最初に通じなくて困った単語が『押しピン』です。会社で使うポスターを壁に貼って欲しいと上司から頼まれて、同僚に『押しピン』ってどこにありますか?と尋ねても全く通じませんでした。『ほら、ポスター貼る、先が尖ったやつ』と説明してやっとわかって貰えました。生まれてこの方ずっと、ポスターや画用紙などを壁に貼るときはこの『押しピン』というものを使っていたので、その言葉の違いにびっくりしました。

もうおわかりだと思いますが、こちらは『画鋲(がびょう)』のことです。

なおす

『このコップなおしといて』と同僚に伝えても、コップを見つめたまま不思議な顔をする同僚。『えっ私なんか変なこと言った?』という不思議な空気が流れたことを今でもハッキリと覚えています。

関西弁の『なおす』という言葉には『元に戻す』という意味があります。確かに一般常識で言えば、「なおしといて」と言われたら「修理する」と解釈するのが普通だと思います。壊れてもいないコップを渡されて『修理しといて』と伝えられて人はあのような顔をするのですね。

ほかす

ゴミを捨てるときになんと言いますか?『このゴミほかしとくね~』と言っても全く通じませんでした。日常的にずっと使っていた言葉なのでとても驚きました。

ナイロン袋

ゴミを捨てるときに上司に「すいませんナイロン袋持っていませんか」と聞いて「は?何それ?」と聞き直されたことは今でも忘れられない思い出です。

関西では当たり前のように使っている「ナイロン袋」という単語が通じなかったことはかなりのショックです。ナイロン袋というのはいわゆる『レジ袋』のことです。これも全く通じませんでした。

遠慮のかたまり

職場の人たちと居酒屋に行って大皿に残った1コの唐揚げ。こういうのって若手が食べるのは少し勇気がいりますし、かといって上司は若手に食べさせてあげたいしで、1コだけ残ることってよくありますよね。関西弁ではそれを『遠慮のかたまり』と言います。そこで若手社員だった私が冗談交じりで『遠慮のかたまり、誰か食べます?』とみなさんに聞いたところ、全員そろって『何それ?』と言われたことは恥ずかしい思い出です。

なんとなく意味はわかって貰えましたが、このような言葉も関西独自のものだとは知りませんでした。それからは四の五の言う前に私がサクッと最後の1コを食べるようになりました。

ぐねる

足首がグキっと曲がったときになんと言いますか?関西では当たり前のように『足首がぐねった』という言葉を使います。

休日にランニングをしていて足首をぐねり、次の日に足を引きずりながら出勤した私に、「どうしたんですか?」と優しく声をかけてくれた後輩。しかし私の『昨日走ってて足首ぐねってん』という答えに顔をしかめた後輩の顔は忘れられません。

これから上京される方はぜひとも『くじく』という言葉を使ってください。

シュッとしてる

女性社員とジャニーズや、かっこいいい若手俳優の話をしているときに、「シュッとしてるもんね」と私が話して会話が止まった記憶があります。

この『シュッとしてる』という言葉は、関西でも使い方が少し曖昧なところがあって、カッコいい人になんとなく『シュッとしてる』と使うことが多いです。しかし、スラッとした女性にも使われる言葉なので男性にだけ使われるという言葉ではありません。

女性社員に『何それ、イケてるってこと?』と言われて、思わず『それドンピシャ』と話したのはよい思い出です。東京に行ったときは「イケてる」という言葉を使いましょう。

コケる

歩いていて、つまづいた人に『ちゃんと前見とかんとコケるで』と言って全く通じませんでした。コケるという言葉は『転ぶ』という意味になります。他にも映画が全くヒットしなかったときにも『あの映画コケたな~』なんていう使い方をします。

おわりに

私は現役で働いているときは、関西弁が通じなくてそれほど困ったことはありませんでした。逆に通じないことが、『東京と関西の違い』ということで話題になって話が盛り上がるということもよくありました。

でも営業の仕事をされている方など、そうは行かないと思いますので、私の体験を元に適切な標準語で会話をして欲しいと思います。

最後までお読みくださりありがとうございました。

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